鬱の私が鬱を語る NO1

「こころ」のお部屋へようこそ、きょうは、今鬱の治療中の元看護師が鬱について語りたいと思います。

  • どうして鬱になったのか?
  • どんな症状?
  • どんな治療?
  • 今のお薬?
  • カウンセリングてどんなことするの?
  • お金事情

今のリアルをお話しします。今何かにぶつかって、つらい、やる気が起きない、眠れない、そんな方に少しでも相談の糸口になればいいな~とおもい、一応看護師なので、どんな人が、どんなタイミングで鬱になるのか、なるだけわかりやすく説明できたらと思います。

「どうして鬱になったの?」

鬱てどんな病気・・・

病態生理(人が病気になったとき、身体機能がどのような状態になるか)脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノンアドレナリンの働きが低下した状態。

ノルアドレナリンは、集中力、やる気、緊張、中医療などの作用します。

セロトニンは、不安、衝動、性行動、食欲、体温調整などに作用します。

これらのバランスが崩れる、低下すると鬱病状が現れるといわれています。

原因(病因)・・・

 こんな人要注意

 几帳面、まじめ、仕事熱心、責任感が強い、秩序を重んじる。大きな環境の変化・過度のストレスがある。

環境の変化やストレスには、つらい悲しい経験だけでなく、結婚、出産、昇進などもあります。マリッジブルーや産後鬱などはよく聞かれるのではないでしょうか。

私は24時間360日仕事のことを考え、がむしゃらに走り続けてました。

准看護師を25年経験当時の上司から言われたのと場は、『正看護師だったら、あなたに任せられるのに』准看護師も正看護師もやる仕事に大差はないのですが、資格社会なので、どんなに仕事をてきぱき出来ても、准看護師が役職に付くことはできません。

45歳を過ぎてから、看護大学に入り、マネージメントを学び直しました。仕事をいながら、徹夜レポートかなり厳しい状況でも、女子大私生活を若い学生と楽しく送ることができました。

ファイト

晴れて師長から部長になり、さあこれか私の目指す看護感を「ありのままの個人の人生に寄り添う看護」を実践できる環境を与えられた矢先のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)。

責任感から仕事を手を抜くこともできません。なりたくて、やりたくて、やりきることだけを邁進していた私。

病因にピッタリ当てはまります(泣く)でも自分では、これくらいやれるやれる!ただただつきすすんでました。

ある日、ついに心と、身体がばらばらになりました。眠れない日が続き、眠りたいと睡眠導入剤の過剰摂取をしてしまいました。「まだ寝れない、まだ寝れない」とどうやらかなりの量を飲んだようです(決して死にたかった訳ではなかったと思います)自分では、覚えていません。

だって心が壊れて、考えることができない状態になってたのです。病気になったことで今まで出来ていたことができなくなりました。もう少し自分に優しくしてあげれば良かったのかな~

心療心理の勉強もしてきたし、ストレスチェック指導者のキャリアもあるのに、自分の事は、気が付いてあげれなかったのですよ(泣く)

「どんな症状」医学書では

こころの症状・・・抑うつ気分(やる気が起きない、なんとなく落ち込んだ気分)思考力の低下(考えがまとまらない、考えたくない)意欲の低下、悲しくなる、人より劣っているように感じる、人と関わりたくない、などなど

体の症状・・・・・睡眠の異常(眠れない・起きれない)食欲の低下、疲労感、倦怠感、月経不順、疼痛、便秘、動悸、めまい、耳鳴りなど

私も、いきなり薬の過剰摂取で鬱ではなく、今考えたら注意信号は出ていたように思うます。

半年くらい前から体重が減少していました、仕事が忙しくて疲れて寝るけど何度も目が覚める。

考え事をしていると気が付けば朝、のどに何かか使えている感じ(ストレス球)

便秘と下痢を繰りかす、いつもしんどい、仕事が山積みで何から片付けていいのかわからなくなる。

常に焦っている。自分の楽しめる時間がほとんど無かったように思います。でも、がんばるんだよ!!

もう起きたくない

そんなある週末、私は、薬の過剰摂取をしてしまっていました。自分の勤めていた病院で睡眠導入剤を処方されていたものをただゆっくり眠りたいと1錠、まだ眠れないともう1錠、もう1錠ここまでは覚えているのですが、たぶん10錠以上もっとかな?覚えてないんですが数日眠り続け、薬の空になったシートを見て「やっちゃった」と25年位前にかかったことのある心療内科にタクシーで駆け込みました。

コロナ自殺が増えていますね。胸が痛いです。

だれもが自分自身で解決できない事を抱え込みすぎたとき、もし電車通勤だったらフラット線路に飛び込んでしまうかもしれません。高いところにいれば飛んでしまうかもしれません。

性格的に人に弱みを見せたり相談したりするのが下手で、自分で抱え込むことが多いので、周りの人も気づいてもらいにくかったり、気づいていてくれても立場上注意をしてくれたりする人は少ないです。声をかけてくれても、「大丈夫」と答えるでしょう。

私はCOPDを発症(COPDの記事も見てね)し、世間はコロナ、仕事はさらに忙しくなる。で、「心の症状」「体の症状」またまたピッタリコン。ドクターストップで3か月の傷病休暇1回目に入りました。

少し長くなってしまいましたね。私も疲れましたので続きは次回のブログで紹介します。

自分にもこんな症状があるかも?と思われた方は、早く心療内科へ行ってみてくださいね。

     

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