「こころ」のエリクソンの発達段階「初期青年期」20歳から39歳 親密性VS孤立 NO.2

青年期初期

こころの生きてきた道を、エリクソンの発達段階に照らし合わせながら、元看護師の思い出話です。なぜこれをブログにしようかと思ったのか?人の過去なんて興味ないですよね。

私「こころ」が、潰れた心と体のリハビリになるのです。うれしかったこと、つらかったこと、良いこと、悪いこと全部ぶちまけてしまうことで、前に進むことができるから。55年間の私歴史なのでこのシリーズは、今悩んでいる人達へのヒントになるメッセージになればうれしいです。

NO.1で20歳の妊娠までのお話をしました。良ければそちらもご覧ください。

親密性VS孤立

 

思春期を乗り越え、次に来るのは青年期初期です。

自分を確立し、友人や社会、恋愛などにおいて信頼を深めることができます。

しかし自分が受け入れられなかった孤独な思いをすることになります。

前回のブログで20歳で妊娠、准看護師学校生の私と大学生だった元旦那と「産む」選択をした私たち。

当然両方の両親に報告をしなけらばなりません。私は妊娠4か月を過ぎてから両親に報告。

最初は、多分赤ちゃんのエコーの写真を父に見せ、「私産むから」家族全員 シーン………

母は泣きながら「おろしなさい、まだ早いし、あなたの将来が台無しになる。生活できるはずも、育てることも無理に決まってる」て、泣き叫び始めました。親としては当然の行動で「産みたい」とだけしか答えられなかった。

突然それまで、エコー写真を見ながら固まっていたのに、

父「今何か月や?」

私「4か月とちょっと」

父「相手は、あいつか?」

私「「うん」

父「産むこと決めてから、言いに来たんやな?」……………………………………………

父「わかった、産んだらええ、ただ、命やからお前が育てられにと思ったら、父さんが育てる。お前に命の責任が取れるとは思えん、けどもうここに人として育ってる。学校だけは留年してでも卒業して、免許を取れ」

父の無償の愛を感じました。産んでも良いということと、父がそんな私と見捨てず、丸ごと認めてくれたことにすごく感謝しました。

無償の愛

『無償の愛』・・・「見返りを求めることなく相手を愛すること」

          自分自身を犠牲にしてでも相手が自分を守ってくれる。(Google先生)

父母42歳、私20歳、バンザーイて喜ぶところなんですが、相手があることなので、そう簡単には事は運びませんよ。

テレビドラマ「お前には、娘はやれん!!」状態。多分父は、すべての責任を自分で取るつもりにしてたのでしょう。

彼と彼のお父さんが当然挨拶に「このたびは、お嬢さんにうちの愚息がすみません」みたいな、畳に頭こすりつける感じ。(この時は、全力で彼を愛していました。)

私産むことは決めてたんですが、結婚するとは思ってなかったんです。正確には、できないと思ってました。彼も学生だし、私の父は、育てる気満々だし、結婚を早くても、彼が大学卒業してからかな?反対されると思い込んで一人で産むつもり。

それが、何だかんだ親同士が話が盛り上がり、突然父が「帯の日いつや?」母が「母子手帳は?」

私「1月が5か月の帯の日(犬の日)まだ母子手帳もらってない」これがクリスマス頃の話

母「成人式はうちの子としてお振袖着せますから」当時は1月15日が成人式だったと思います。

母「母子手帳の名前が(私の)途中で変わるのはおかしいから、もう少し待って入籍してからにしてね」

1月はとにかく、慌ただしかったです。成人式→犬の日→入籍→母子手帳→花嫁衣裳の写真撮影(写真は封印しているので出せません)

一応順序がバラバラだけど、一通り普通の花嫁さんにしてくれました。父に感謝です。「産む」事は決めていましたが、その後の事はノープランのバカップル。

バタバタの中、お腹は、順調に成長し、何とか、実習を終え准看護師にも合格し、3月末で職場は寿退社。

3畳の台所と6畳の和室の2DKの安アパートで、新生活の始まりです。多分人生で、一番幸せな時ですね。お腹の命の尊さと、毎日大好きな旦那様とおままごとの様な新婚生活。

教会での結婚式も4月に大きなお腹を抱えて、ウエディングドレスもきました。(写真は封印中)私の親戚や友達も来てくれ、父とバージンロードを歩いている時にお腹の中でポコポコ動く我が子に、私が愛されたようにこの子を守り切らなければ、迎えてくれた彼の男前なこと(笑)人生の中で本当に輝いた日々でした。

彼の大学のお友達が小さな披露宴もしてくれました。結婚のお祝いはみんな赤ちゃん用品。大好きな彼と小さな命、大きな両親や周りの人の愛の中で「親密性」を獲得していきました。

でもでも、キラキラこころは、そう順調には人生歩けないようで、結婚式から2週間後、朝から吐き気と腹痛が止まらず、母に電話をして「ヘルプ」1時間くらいして、母が来てくれて、何やらあっちこっちに、電話をしてくれて総合病院へ

20歳の花嫁

20歳の妊娠

成人式

結婚式

を、全部まとめて一気に進められたのは、両親の大きな愛でした。

全力でお腹の子を守り、全力で彼を愛していた(過去形か!)お話でした。

今日は、長くなってしまいました。次回、妊娠と出産のお話をします。

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